JA大井川は9月12日、市場でも引き合いの強いジャンボラッカセイ「おおまさり」の出荷を始めました。生産者3人が33ケースを島田市の同JA島田営農経済センターに持ち込み、JA職員が大きさや病気の有無などの品質を確認しました。東京方面の市場をメインに、同JAファーマーズマーケット「まんさいかん」や同市の施設「KADODE OOIGAWA(カドデ・オオイガワ)」で12月上旬まで昨年並みの4㌧の出荷を予定しています。
今年は、8月中旬からの乾燥と大雨、高温などで病気が心配されたが、親指大の大きなサヤが実り、味もしっかりのりました。出荷を迎えた駒形文雄さん(71)は「管理が難しい気候だったが、適期に収穫できた。塩ゆでにしたり菓子にしたりして食べてほしい」と笑顔を見せました。
同JAでは、茶の複合作物として9年前から同品種を栽培していて、今年は生産者44人で約1.8㌶を栽培しています。「KADODE OOIGAWA(カドデ・オオイガワ)」では、同品種を使ったジェラートを期間限定で提供する予定です。