JA大井川肉牛部会は10月10日、同部会の資質向上のため浜松市の食肉地方卸売市場で第12回大井川肉用牛枝肉共励会を開きました。4人の生産者が13頭出品し、大井寿生さんの黒毛和種雌が最優秀賞に選ばれました。
審査は、交雑種去勢と黒毛和種雌、黒毛和種去勢の3部門で行い、日本食肉格付協会の審査員が、ばらや皮下脂肪の厚さなどの歩留と光沢や締まりなどの肉質を検品しました。入賞牛は、歩留や肉質のバランスが良いものとなりました。審査終了後は、出品した枝肉の品質を確認しながら生産者同士で意見交換をしました。同JAの農業経営支援課の天野紀之課長は「生産者は、高品質な枝肉を出荷している。消費者に静岡牛のおいしさを伝えていきたい」と話しました。