JA大井川は10月14日、おいしい茶の入れ方を伝えようと島田市立初倉南小学校で「お茶の入れ方教室」の授業を行い、同校の3年生54人が茶について学びました。
教室では、JA職員が講師となり、茶の成分や水の温度の違いで味が変わることなどを説明しました。児童は、JA職員に教わりながら、急須に入れた70度のお湯で3㌘の茶葉を1分蒸らし、湯飲みに茶を回し注ぎました。70度と熱湯、氷水で入れた茶を飲み比べた児童は、「熱湯でいれたお茶は苦い。冷たいお茶が一番おいしかった」と味の違いを楽しみました。初倉営農経済センターの樋澤禎行センター長は「子供達に茶をおいしく飲んでもらうことで、地域の農業を身近に感じてほしい」と話しました。
同校3年生は、総合的な学習の一環で地域産業として茶について学習しています。これまでに、同市の船木第一茶農協で茶摘み体験と工場見学を通じて学んでいて、今回が授業のまとめとなりました。