ＪＡ大井川園芸協議会レタス部会は１０月２６日、今年度産のレタスの出荷を始めました。同部会員３人が、島田市の同ＪＡ初倉営農経済センター野菜集荷場へ結球レタス１００ケース（１ケース１０㌔入）を持ち込み、同ＪＡ担当者と検品をしました。京浜市場を中心に出荷し、４月までに結球レタス３２万ケースと非結球レタス５.３万ケースを目指します。

　初出荷を迎えた今村晃一郎さんは同日、同市の圃場（ほじょう）でレタス「フリフリッカー」を収穫しました。今年は、台風１５号の被害があったものの、その後の天候回復により順調に生育し、初日は昨年に比べて２倍近い出荷量になりました。今村さんは、「多くの消費者に新鮮なレタスを食べてもらえるよう、適期に収穫していく」と話しました。

　同部会は、１２０人で１１０㌶を栽培しています。１１月には、生産者大会を予定していて、今年度産の出荷計画や品質管理について確認します。１２月から２月を出荷最盛期として、高品質なレタスの安定出荷をしていきます。同ＪＡ園芸花卉センターの曽根康成さんは「高品質なレタスを消費者に届け、選ばれるレタス産地となるよう、市場と連携をしながら有利販売に努める」と話しました。