JA大井川は、全国で唯一ニュージーランド(NZ)に青島温州を輸出しています。11月25日は、JA対米輸出みかん管理組合が果樹林産センターに持ち込んだ1,985ケース(1ケース8.3㌔)を、年明け需要にあわせて輸出しました。2回目の12月6日には1,300ケースを予定しています。
24日は、持ち込まれたミカンを選果員が外観と病害虫の有無を確認したあと、選果機を通してサイズごとに箱詰めをしました。果実は、2Lサイズを中心に6~7分の着色での収穫とし、船便で1カ月ほどかけて届けられます。NZからは、食味の評価が高く、出荷量を増やしてほしいとの要望もあります。同組合の種石清史組合長は「生産者には丁寧な取り扱いで栽培管理をお願いしている。今後も出荷を続けていきたい」と話しました。
今年は、NZへ輸出を始めて18年目となります。出荷当日は、JA職員や同組合役員などが抜き出したケースを検査し、出荷基準に合格した箱を出荷しました。