JA大井川園芸協議会苺部会は12月6日、クリスマスや年末年始の需要を前に藤枝市の同JA農産物集出荷場で目ぞろい会を開き、部会員約40人で出荷基準を統一しました。
部会員とJA職員は、出荷物や当日に収穫した果実を見ながら、パックへのつめ方や収穫時の着色基準、果形の程度などを確認しました。また、市場担当者からは、他産地の情勢や販売状況などの報告を受けました。同部会の伊東一晴部会長は「年末に向けてイチゴの需要が高まる。高品質なイチゴを出荷できるよう、しっかりと目をそろえてほしい」と呼び掛けました。
同部会は、「きらぴ香」と「紅ほっぺ」を41人で約800㌃栽培しています。新規就農者や後継者の育成に力を入れるほか、ほ場巡回や面談などで情報を共有し、年々出荷数量と販売金額を伸ばしています。暖候期前の2月にも目揃え会を予定していて、6月頃までに138万8千パックの安定出荷を目指します。