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花卉関係者に産地オープン

JA大井川花卉(かき)協議会は1月20と21日、市場や仲卸、小売店などから関係者45人を招き、「産地オープンデー」を開きました。バラやガーベラなど120品種以上を生産する同協議会の生産現場を見てもらうことで、新規取り扱い先の開拓や今後の販売拡大へ生かします。

 見学は、班ごとに分かれて2日間で同協議会員の33園地を巡回しました。トルコギキョウ部会に所属する島田市の太田武さんのビニールハウスでは、同部会員3人がトルコギキョウの生育状況や栽培品種、水管理などの説明を行い、参加者と意見交換をしました。参加者は「同JAの花は品質が良い。生産者の苦労や栽培に対する考えを直接聞くことができて勉強になった」と話します。

 同協議会は、バラ、菊、トルコギキョウ、一般花卉の4部会67人で組織し、年間を通じて切り花や花木を県内外の市場に出荷しています。同協議会の飯塚哲郎会長は「オープンデーは4年ぶり。異なる立場の関係者が園地を見ながら意見を交換できることは有意義」と話しました。

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