JA大井川青壮年部島田支部は1は月30日、西部農機センターで同部員や同JA職員約20人が紅茶の試飲会を行いました。
同支部は、特色のある茶産地を目指して茶生産に取り組んでいます。昨年12月には、茶の可能性を追求しようと、通常は使わない終番茶での紅茶の試作に挑戦しました。
試飲会では、製造の発酵段階での水の有無とふるいにかけた時の茶葉の大きさで分けた4種類の紅茶を用意しました。部員は、拝見盆に乗った茶葉を見たり粉状にした茶を飲んだりして色や形状、味などを確かめた。「刻んでティーバッグにしたらどうか」、「粉にしてしまうと味が変わってしまうのでは」などの意見が上がるなか、一番評価が高かったのは水を加えて製造した茶葉。発酵が不足している茶葉もあったが、焙煎して仕上げることで風味が良くなりました。
同支部の宮村智久支部長は「新しいことに挑戦することが大切。これからも初倉地域の茶をいろいろな方面からPRしていきたい」と話しました。製造した紅茶は、地元施設などにもPRし、商品化を目指します。