JA大井川は4月15日、五和支店で金谷地域の開所式を開き、新茶初取引を行いました。茶は、「金谷いぶき」と「さえみどり」の2口64.5キロが上場し、最高値は1㌔8,800円です。
取引では、同JAの増田政光組合長が「茶を取り巻く環境は厳しいが、良い取引となるよう祈念する」とあいさつし、茶業関係者約60人が見守るなか、生産者と茶商、JA職員の3者で価格を決めて手を合わせました。上場した片山将治さん(44)は「肥料もしっかり施肥して管理してきた。自信をもって出せるのでぜひ飲んでほしい」と話しました。
今年は、暖かい日が続き、適度な降雨で茶の芽の生育は順調。金谷地域は20日頃をピークに茶が出そろい、5月上旬頃まで続く予定です。