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川根地域で新茶初取引

 全国有数の茶産地である川根地域で4月18日、川根本町のJA大井川茶業部茶加工課川根工場で新茶初取引と合わせて開所式を開き、JA職員や茶業関係者など38人で茶業発展と商売繁盛を祈りました。SATOMI製茶の高木郷美代表が2口21㌔を上場し、最高値は同JA管内最高額の1㌔38,888円でスタートしました。平均価格は22,613円です。

 茶葉は、16日と17日に手摘みし、川根茶の特徴である細くよれた形状に製造した「やぶきた」品種の浅蒸し。高木代表とあっせん人、茶商の3者で価格を決め、威勢のいい手合わせの音を響かせました。高木代表は「茶に対する思いや川根茶の良さを認めてもらうことができた。厳しい年だが、消費者のために良い茶を作ろうという気持ちが強くなった」と笑顔を見せました。

 川根地域では、3月の温暖な気候だったため例年より1週間早いスタートとなりました。茶芽の生育は順調で、25日頃をピークに5月上旬まで続きます。

 

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