JA大井川は4月17日、茶業部茶加工課藤枝工場で藤枝地域の新茶取引を始めました。5口183㌔の上場があり、最高値は手摘みの「つゆひかり」1万4千円です。平均価格は、4千850円となりました。
取引前には、藤枝新茶初取引式を開き、生産者と茶業関係者、JAの約50人が参加しました。茶業協議会藤枝支部の渡辺元嗣支部長が「消費者に良い茶を届けて茶業を盛り上げていきたい」とあいさつしました。取引では、斡旋人が生産者と拝見盆にのった荒茶の外観や香りを確認し、電話で茶商と値段の交渉をしました。最高値の値が付いた杉村製茶の杉村金光代表は「十分な日照時間や適度な雨で、良い茶ができた。消費者には新茶らしい香りと味を楽しんでほしい」と話しました。
同地域では、25日頃を最盛期に、「やぶきた」や「つゆひかり」の他、同市の品種「藤枝かおり」などの取引を行います。