緊急連絡

正・准組合員及び組合員組織との関係強化へ

 JA大井川は、事業だけでなく地域や農業、JAへの関心を高め、組合員や地域住民との関係強化を図ろうと、単一支店で行っていた「1支店1協同活動」の在り方を見直しました。複数店舗が合同で取り組むことで、食農教育活動や環境整備活動を通じた正・准組合員及び組合員組織との関係強化へ今まで以上に力を入れていきます。今年度は、25店舗が地域ごとに分かれた4統括単位で3月までに16の活動計画に沿って行う予定です。

 同JAでは、平成23年から同活動を行っていて、今年で13年目になります。組合員や地域住民とのつながりを深める等の一定の効果は得られたものの、職員数が少ない支店や組合員組織との関係が薄い支店等では、取り組める活動も限られていました。経営環境が激変する中でJAが今後も組合員や地域から必要とされ、地域農業や地域社会の発展に貢献するために、これまで以上に協同組合理念に基づいたJAらしい活動を統括支店単位で展開していきます。

 5月24日は、藤枝営農経済センターと立花支店、葉梨支店、稲葉支店が、藤枝統括の活動テーマ「金芽米購入先の幼稚園児を対象とした農業体験」を行いました。同JAの高付加価値米「JAおおいがわの金芽米」を通じて食の大切さを学んでもらおうと、学校法人藤岡学園藤枝東幼稚園と同米を取り入れた給食を同園に提供するフジ産業(株)と連携し、同園の園児約80人と同市の金澤良和さんの田んぼ5㌃で田植えをしました。園児は、同JA職員と一緒に恐る恐る田んぼに入り、「きぬむすめ」の苗を2本ずつ植えました。9月には収穫体験を予定しています。

 同米は、東洋ライス(株)が、栄養価の高い「亜糊紛層」と胚芽の基底部分の「金芽」を残す特殊な技術で精米した無洗米で、白米に比べて栄養価が高く、旨みがあります。同JA高付加価値米研究会が特別栽培米として栽培した「きぬむすめ」を使い、2017年から販売しています。

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