緊急連絡

茶の生産技術を向上

 JA大井川は5月31日、消費者に好まれる茶づくりと地域の特質を生かした茶の生産技術向上を目指し、茶加工課藤枝工場で茶品評会を開きました。JA管内の茶生産者から26点(1点200㌘)の荒茶が集まり、審査の結果、普通煎茶の部で相藤農園相藤直紀さん、深蒸し煎茶の部で永田農園永田英樹さん、被覆茶の部で村松三郎さんが優等賞に輝きました。

 茶は、今年製造した一番茶とし、全国茶品評会の方式で3部門に分けて審査しました。静岡県農林技術研究所茶業研究センターや志太榛原農林事務所、静岡経済連の担当者5人が審査員となり、外観や香気、水色、滋味を採点しました。審査員長の同研究センターの豊泉友康上席研究員は「全体的にミル芽かつ細ヨレで、上質な茶が多かった」と評価しました。

 同品評会は、全国茶品評会等への予選を兼ねていて、上位から順に選定します。審査結果や評価はJAの各担当者が確認し、生産者へ伝える中で栽培指導にも生かします。

 

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