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静岡県なし果実品評会で金賞受賞

 静岡県落葉果樹振興協会は7月28日、産地の維持と共同販売の強化を促そうと、焼津市のJA大井川静浜支店で第22回静岡県なし果実品評会を開きました。審査の結果、JA大井川の大畑守さんが金賞の静岡県知事賞、静岡県農業協同組合中央会代表理事会長賞を受賞しました。

 審査では、県の農林事務所や経済連などの審査員10人が、JA大井川とJAしみずから出品された「喜水」と「静喜水」の梨18点(1点2㌔6果入)の外観や内容を採点しました。金賞1点、銀賞2点、銅賞4点を決めました。審査長を務めた県農林技術研究所果樹研究センターの松浦英之センター長は「一部で熟度や形状の違いはあるが、全体的に非常に良い食味。消費者に自信をもって勧められる」と講評しました。審査終了後は、生産者に向けて展示会を行い、併せて同センターが育成中の新品種「S2103」を紹介しました。

 金賞以外の受賞者は次の通りです。

銀賞▽静岡県経済産業部長賞、静岡県経済農業協同組合連合会代表理事理事長賞=大畑里志(JA大井川)、静岡県農林技術研究所果樹研究センター長賞=平岡勝彦(JAしみず)銅賞▽山下真義(JA大井川)、佐々木智(JA大井川)、落合孝太(JA大井川)、西尾敏弘(JA大井川)

 

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