いちじく部会は7月18日、農産物集出荷場で生産者大会を開きました。部会員や市場担当者など33人が参加し、今年度の出荷計画などを確認したあと、目ぞろい会で出荷規格を統一しました。昨年度は約10万パックを出荷していて、本年度は11月までに12万パックを予定しています。
目ぞろい会では、JA職員の説明を受けながら出荷規格表と果実を比べ、形状や着色など出荷規格を確認しました。果実の鮮度を保つため、果梗部を付けたまま早朝採取をし、予冷を行ってから出荷することを周知しました。同部会の伊藤孝典副部会長は「今年は猛暑が心配されるが、体調管理をしっかり行って品質の良い果実を作っていきたい」と意気込みます。
同部会は、35人で425㌃を栽培していて、選別や規格を統一することで有利販売を目指しています。今年度の出荷は13日から始めていて、3L~L階級(1パック360㌘)の果実を出荷しています。JA担当者は「昨年は、天候の影響で小ぶりの果実が多かったが、今年は2L~L階級の大玉が期待できる」と話しました。