今から500年ほど前の室町時代に、肥後(熊本県)や紀州(和歌山県)、駿河(静岡県)でミカンの栽培が盛んになり、全国で知られるようになりました。江戸時代には、大阪や京都などに加えて、江戸にも運ばれるようになり、多くの人たちに広まりました。
ミカンにはビタミンCが多く含まれています。風邪などの感染症に対する免疫力を強くする作用や、ストレスの低減作用、肌の健康を整える作用などに期待が持てます。また、ペクチンという水溶性食物繊維が糖質の吸収を遅らせて血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールの吸収も抑えてくれる効果があると言われています。