イチジクは果樹の中でも特に歴史が古いものの一つで、アラビア半島南部が原産地です。上品な甘みとなめらかな果肉が特徴で、内側に小さな花がつき、花托(かたく)がつぼみ状に肥大して果実を形成しています。
また、イチジクにはペクチンが多く含まれています。ペクチンは水溶性食物繊維の一種であり、水溶性食物繊維にはコレステロールや糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。そのため、食後の血中コレステロールや血糖値の上昇を抑え、さらに腸内の善玉菌を増やす働きによって、腸内環境の改善効果が期待できます。