キャベツはヨーロッパ、地中海沿岸が原産で、ビタミンCが豊富に含まれ、免疫力の向上や疲労回復、美肌などの効果が期待できます。キャベツ特有の成分キャベジンは別名ビタミンUともいわれ、胃炎や胃潰瘍で傷ついた胃粘膜を修復する作用があり、胃腸薬の成分としても有名です。
ビタミンCやキャベジンは水に溶けやすく熱にも弱いため、生で食べるのが効果的です。食物繊維を摂取したい場合は、少し加熱してカサを減らすことで多く食べられるのでおすすめです。
〈選び方〉
春キャベツは巻きがふんわりで形が丸く、夏秋キャベツや冬キャベツは葉がしっかり巻いてずっしりと重みのあるものがおすすめです。なるべく濃い緑色の、みずみずしい外葉が付いたままのものが良いでしょう。
〈保存方法〉
キャベツは芯から水分が抜けてしまいます。芯を取り除いてカットしたり、芯をくり抜いたりしてから保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。芯のあった部分に湿ったキッチンペーパーをあてておくとなお良いです。